北欧のノルウェーでロシアからとみられる電波妨害が増加 ミサイル被害防ぐ狙いか(2024年2月27日)

 北欧のノルウェーでロシアからとみられる電波妨害が増加しています。西側諸国がウクライナに供与したミサイルなどによる被害を防ぐ狙いがあるとみられます。  現地メディアによりますと、ノルウェーの通信当局は北部のフィンマルク上空で1月1日から今月22日まで毎日、GPS(全地球測位システム)への妨害電波を確認したということです。  GPSへの妨害はロシアのウクライナへの軍事侵攻以降、増え続けていて、おととしは122日、去年は294日確認されているほか、北欧だけでなくバルト海周辺のNATO(北大西洋条約機構)諸国でも確認されているということです。  識者によりますと、ロシア軍は周辺諸国に対して広範囲に電波妨害を行っていて、西側諸国がウクライナに供与したGPSで精密誘導されるミサイルなどの被害を防ぐ目的があると指摘しています。 [テレ朝news]
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