“地震直後映像”津波襲来…道路に地割れ 大規模火災も【ドキュメント】(2024年1月2日)

 石川県能登地方で1日に最大震度7の地震が発生しました。  元日、金沢駅の店で、逃げ惑う旅行客。陳列されていたみやげ物が棚から転がり落ちています。  信じられない光景に、動揺する住民たち。  先ほどの大きな揺れからだいぶ時間が経ちましたが、それでも余震が続いています。非常に大きな余震が続いています。家の中には危険で近付くことができません。隣の家は、1階部分が完全に潰れています。  ガラスも散乱して、こちら窓でしょうか。窓の枠そして周りに、ガラスが飛び散ってしまっています。瓦屋根も大きく、亀裂が入って、真ん中で割れてますね。  ANAの取材班が入った石川県七尾市でも、道を覆い尽くすがれきの山が。 町内会長 「私の家も、この先にあるが、もう住めません。住めないです。土煙が出て、先ほど、家の中入ったが家具も全部倒れて、窓からはしごを使って出入りする状況」  倒壊した住宅に恐る恐る近付き、ガス栓を締める男性。 町内会長 「火事がこの後一番怖いので夜通し見張っていようかなと。この時期ですから石油ストーブ。町内を見回った時に、ちょっと灯油の臭いがしたので、家主さんに『火元を確認して』と、言って回っている。輪島の方は火の手が上がっていると報道(を聞いている)」  道路が隆起して、車が通れる状態ではありません。崖崩れです。道路の脇が崖崩れになっています。 避難した女性 「急な坂が長くてお年寄りの方とか上って来られない方は、少し手前の総合病院に逃げる方とかもいたみたいですけど、誰も横になって寝られないような状態。皆が座って、肩を寄せている。寝るにしても皆体育座りとかそんな状態で寝るしかない。一番しんどいのはトイレの問題。水が流れないけど皆トイレに行きたくて、トイレットペーパーとか積み上がっていって今、においとかすごくて水が流せない状態」  教室の暖房を使って、何とか寒さはしのげているといいますが。 避難した女性 「寝れないと思います。とにかく余震が怖くて。一瞬も揺れが来るだけでも皆身構えている」  テレビで緊急地震速報が届きました。震度が伝えられています。画面でも、同時に地震の被害のあった地域の中継が行われています。そのテレビを囲むように避難して来た皆さんが、集まっています。 避難した男性 「周りに高齢の方が多いので、そういった方に少しでも水とか食料とかを配給できると良いのかな。水関係が全部止まっちゃってるので、そういった水回りが不安。もし支援Ӕ
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