学研道徳動画ライブラリー第21回〈セロひきのゴーシュ〉
日本昔話の「笠地蔵(かさじぞう)」、アンデルセン童話の「にんぎょひめ」など、1970年~1980年代に学研が制作した道徳動画の数々。
当時たくさんの子どもたちに親しまれた全24作品の映像を毎週金曜日に公開していきます!
物語の世界観をリアルに表現できるよう、細部までこだわって作られた登場人物や風景のセットや、効果音から撮影手法まで本格的に作りこまれている映像は、今見るとかえって新鮮に思えるかもしれません。ぜひご注目ください!
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第21回<セロひきのゴーシュ>
ゴーシュは、とある町の音楽団でチェロを担当しています。
プロが集まる楽団の中で、彼だけがいつまでたっても下手なまま。
大事な演奏会を10日後にひかえ、練習に力を入れる団長に「きみは、音楽の表情がまるでなっていない」ときつく叱(しか)られて落ちこみます。
その夜おそく、懸命に練習するゴーシュのもとに、突然しゃべる三毛猫(みけねこ)がやってきました。
三毛猫は「シューマンのトロイメライをひいてください。聴かないと私はねむれません」と言い、ゴーシュに演奏をせがみます。
注文が多い生意気な三毛猫に腹が立ったゴーシュは、本来の曲とはまったく違うはげしい演奏して三毛猫を追いやってしまいます。
そして翌日は、なんと鳥のカッコウがゴーシュのところに顔を出しました。。
ゴーシュはカッコウに言われるまま、正確な音階をひけるように練習しましたが、またも生意気なカッコウに腹が立ち、追い出してしまいます。
その後も、タヌキの子や野ネズミの親子がまでもがゴーシュを訪ねて次々とやってきます。
彼らはゴーシュに何を教えてくれるのでしょうか?
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