ヒトリ心中

昔 隠れんぼ 井戸の横 落ち葉の裏 影に隠された 泣き声 やけに 響く 心配だったら見つけてくれたでしょう 寒く 消えそうな 声と 不安 寂しげに 暗い部屋の絵 1人を描いた 真っ白な世界 横並ぶ2人 いつまでもこうして側に… 「誰でも良かった。」 言葉の綾に泣き 道連れ 故に 閉じ込める様に これでいい? 気持ちは楽に…なるから… 「ねぇ聞こえる?」 そんな弱音を吐いても 消えたことをもっと褒めてよ… 「なのにどうして?」 今もずっと何年も其処に居て 古びた華は君が残す自責なんだね いつもと変わらず歩む日常を 此処にきて否定するのなら ほら 息をして 今を感じて 眠い目を擦り 迎
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