【京都】丹後の海の煌めきを生地に織り込む「民谷螺鈿(たみやらでん)」【15ヶ国翻訳字幕付】
螺鈿と言えば蒔絵の技法が一般的ですが、螺鈿織は生地に貝殻の真珠層を織り込む技法で、1970年代に京丹後市間人(たいざ)にある民谷螺鈿(たみやらでん)が開発し織物の1ジャンルとして定着しています。
海のきらめきを帯にしたら・・・そんな思いから生まれた螺鈿織は、貝殻の真珠層を和紙に貼りつけ、1mm以下の糸状に裁断し緯糸(よこいと)として織り込みます。いわゆる引箔(ひきはく)です。
「海の光を凝縮したような輝き」と2代当主の民谷共路(たみやきょうじ)さん。その類まれな職人技を、近年は和装だけでなくラグジュアリーファッションとして海外展開。世界最大の服地見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ」の特設コーナーへの招待出展や、ハイブランドのコレクション、バッグや財布・テキスタイル製作など積極的に取り組んでいます。
丹後の海が育んだ螺鈿織の技とこころに迫ります。
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【Information】
TAMIYA RADEN(民谷螺鈿)
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