仏説阿弥陀経 ~浄土真宗本願寺派(西本願寺) 読経【調声・節柝:王子布教所大江和正】

王子布教所は、浄土真宗の伝統を受け継ぐ、小さくて新しい、西本願寺のお寺です お知らせ ① 王子布教所のご本尊由緒      ② リモートでの「法事」「仏事相談」 ①【王子布教所のご本尊由緒について】  阿弥陀如来由緒を に記しました(TOPページ下方)。 ②【リモートでの「法事」「仏事相談」について】  Zoom(またはGooglemeat)を利用した  ◯リモート法事、◯葬儀や法事の事前相談や情報提供はじめました。  詳細はメールかお電話でお問合わせください。 「仏説阿弥陀経」について お念仏一つであらゆる者を救い遂げる阿弥陀如来が在すと、お釈迦様はお示しくださいました 【現代語】 【A】 仏説阿弥陀経 次のように、わたしは聞かせていただいた。 あるとき、釈尊は舎衛国の祇園精舎においでになって、千二百五十人のすぐれた弟子たちとご一緒であった。 これらはみな世に知られた徳の高い阿羅漢であって、そのおもなものは、長老の舎利弗をはじめ摩訶目犍連・摩訶伽葉・摩訶迦旃延・摩訶倶絺羅・離婆多・周利槃陀伽・難陀・阿難陀・羅睺羅・憍梵波提・ 【B】 賓頭廬頗羅堕・迦留陀夷・摩訶劫賓那・薄拘羅・阿ヌ楼駄などの弟子たちであった。 またすぐれた菩薩たち、すなわち文殊菩薩・弥勒菩薩(=阿逸多菩薩)・乾陀訶提菩薩・常精進菩薩などの菩薩たちや、その他、帝釈天などの数限りないさまざまな神々ともご一緒であった。 【C】 そのとき釈尊は長老の舎利弗に仰せになった。 「 ここから西の方へ十万億もの仏がたの国々を過ぎたところに、極楽と名づけられる世界がある。そこには阿弥陀仏と申しあげる仏がおられて、今現に教えを説いておいでになる。 舎利弗よ、その国をなぜ極楽と名づけるかというと、その国の人々は、何の苦しみもなく、ただいろいろな楽しみだけを受けているから、極楽というのである。 また舎利弗よ、その極楽世界には七重にかこむ玉垣と七重におおう宝の網飾りと七重につらなる並木がある。そしてそれらはみな金・銀・瑠璃・水晶の四つの宝でできていて、国中のいたるところにめぐりわたっている。それでその国を極楽と名づけるのである。 【D】 また舎利弗よ、極楽世界には七つの宝でできた池があって、不可思議な力を持った水がなみなみとたたえられている。池の底には一面に金の砂が敷きつめられ、また四方には金・銀・瑠璃・水晶でできた階段がある。岸の上には楼閣があって、それもまた金・銀・瑠璃・水晶・硨磲・赤真珠・瑪碯で美しく飾られている。また池の
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