泳ぎ方独特 深海のタコ その姿からついた名は(2023/09/26)
真っ暗な深い海の中。
足がたくさんある白い生き物が、ゆっくりと下りてくる。
研究員「きれいなタコ...」
白い流線形をしたタコ。
ゆっくりと泳いでいるが、その泳ぎ方が独特。
早送りしてみると、頭についている耳のようなものをパタパタと動かし、方向転換をすると、下へ向かって泳いでいく。
ディズニー映画に出てくるキャラクター、大きな耳で空を飛ぶゾウのような姿。
ついた名前は「ダンボオクトパス」。
いったい、どんなタコなのか。
生態にくわしい専門家は...。
琉球大学 理学部・川島菫博士研究員「日本語でジュウモンジダコの仲間と呼ばれている。ダンボの耳に見えるようなひれを持っているのが特徴。生きた姿が映像にとらえられることが珍しいので、まだわかっていないことが多い。深海のタコの中でも、特に深い水深に住んでいる」
撮影された場所はハワイ北西、水深約1,700メートル。
その後、海の底へと消えていった。
FNNプライムオンライン