フランスが極秘裏にミラージュ2000の訓練をウクライナパイロットに実施、西側製戦闘機の提供はどうなる?
ウクライナはアメリカをはじめとした西側に対し再三、追加の軍事支援としてF-16戦闘機の提供を要求していますが、その陰でフランスが極秘裏にウクライナ軍のパイロット30人にミラージュ2000戦闘機の訓練を行っているとフランスメディアのフィガロ紙が報じました。
同紙によれば、訓練はフランスのモン・ド・マルサンとナンシーの空軍基地で行われており、30人のパイロットはミラージュ2000の戦闘・爆撃の訓練プログラムを受けています。これはおよそ、1か月半以上続いており、パイロットを訓練するという決定は、ちょうど一カ月半前の2月8日にゼレンスキー大統領がパリを訪問し、マクロン大統領と会談する前夜に行われたと言われています。今のところフランスがミラージュ2000を提供するという事実はありませんが、政治的決断がされれば、フランスは約10機の戦闘機をウクライナ軍に引き渡すことができる、とフィガロ紙は報じています。
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