【まもなく72時間】発災時「2階でテレビ見て飲んでた」「着の身着のまま出てきた」 お正月気分が一転 能登地方襲った地震
1日に起きた能登半島地震で、石川県輪島市の中心街にある建物が倒壊しました。完全に横倒しになっています。
(古川昌希アナウンサーリポート)
漆塗り美術品などを扱う店が入った建物が、今回の地震の揺れで倒壊してしまいました。この辺りでいちばん大きな建物だったということで、凄まじい揺れであったことを感じさせます。
この建物の下には別の店舗があったそうですけれども、下敷きになってしまったということです。
7階建てビルの7階部分も、地面すれすれのところまで傾いていて、ビルの窓が割れ、建物の中が見える状態です。1階部分の看板も大きく曲がっていて、建物の基礎が露出しています。
自宅で地震にあったという男性に話を聞きました。
(2階部分の被害が大きかったという男性)
「2階建て住居兼店舗の、2階部分の被害が大きかった。タンスや冷蔵庫が倒れてしまって部屋に入れないんです」
「去年5月の地震で1階の壁には補強材を入れてたから天井が落ちなかったけど、2階は入ってないから傾いてしまいました」
(Q.地震の時、どこにいらっしゃったんですか?)
「2階でテレビ見て飲んでました。ダウンジャケットがそばにあったからそれを着て、手ぶらで出てきました」
「1回目の地震のあと、食料少しと通帳とハンコだけ取りに帰りました。通帳とかハンコとかは取引するもんだから、引き出しの中にまとめてあったんで取り出せました」