国連安保理 ロシア提出の即時停戦決議案を否決 ハマス批判せず(2023年10月17日)

 国連の安全保障理事会はイスラエルとハマスの衝突を巡り、ロシアが提出した即時停戦などを求める決議案を否決しました。  安保理でロシアは、ハマスの批判を避け人道危機を回避するための即時停戦を求める決議案を提出しました。  16日の採択で15カ国のうち5カ国が賛成、アメリカや日本など4カ国が反対、6カ国が棄権し、否決されました。  アメリカは「ハマスへの非難を怠ることでロシアはテロリストを援護している」と指摘した一方、ロシアは「利己的な西側諸国のせいで強力なメッセージを出せなかった」と主張しました。  この案とは別に、議長国のブラジルがハマスのテロ行為を非難し、人道支援のために戦闘の一時停止を求める決議案を提出し採択する予定でしたが、延期されました。 [テレ朝news]
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