恐ろしき焚火を見よ オペラ「イル・トロヴァトーレ」より ジュゼッペ・ヴェルディ
Di quella pira opera “ Il Trovatore “ Giuseppe Verdi
フランコ・コレッリ テノール
Franco Corelli tenore
フランコ・コレッリ
イタリア・アンコーナ生まれのテノール歌手。持ち前の美声と輝かしい高音の魅力、表現力豊かなリリコ・スピント、さらには長身、美男で一世を風靡した。
1951年フィレンツェ5月祭声楽コンクール優勝。
1954年にはミラノ・スカラ座でマリア・カラスと共演して名声を確立した。
1961年メトロポリタン歌劇場で「トロヴァトーレ」のマンリーコを歌った。
以後、ロンドン、パリ、ベルリン、ミュンヘン、ウィーンなどでも活躍。
粘りのある発音が特徴的で、特に巻き舌を長く引きずる歌い方が独特であった。
1976年55歳という絶頂期に突如引退し、2003年に死去するまで舞台に登場することは無かった。