ローマ教皇が仏教国モンゴルを初訪問 中国との距離を縮める狙いか|TBS NEWS DIG

ローマ教皇フランシスコが仏教徒が大半を占めるモンゴルを初めて訪れ、ロシアによるウクライナ侵攻を念頭に、争いのない世界の実現を訴えました。 1日からモンゴルを訪れているローマ教皇フランシスコ。仏教徒が8割を超え、カトリック教徒の少ないモンゴルをローマ教皇が訪れるのは初めてです。 ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、教皇フランシスコはこれまでもプーチン大統領に停戦を呼びかけていますが、ロイター通信によりますと、教皇フランシスコはモンゴルでの演説で「国際法が尊重される争いのない世界を望む」として、指導者たちに「戦争の暗雲」を取り除くよう訴えたということです。 教皇はその後、モンゴルの伝統的なテント「ゲル」で大統領と会話を交わしました。モンゴルはバチカンと国交がない中国に近く、今回の教皇の訪問を通じ、中国との距離を縮めたい狙いもあるとみられます。 教皇フランシスコは3日には首都ウランバートルの競技場でミサを執り行い、4日、帰国する予定です。 ▼TBS NEWS DIG 公式サイト  ▼チャンネル登録をお願いします! ▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」 ▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
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