豆腐はなぜ「豆が腐る」と書くの? 三つの説…真っ赤な嘘はどれだ?【スーパーJチャンネル】(2024年5月28日)

 豆腐って、なんで「豆が腐る」って書くの?さまざまな説の真相を調べました。 ■豆腐の名前にまつわる三つの説  日本豆腐協会には三つの説が入ってきているということで、一つずつご紹介していきます。 説(1)豆腐と納豆が中国から伝わった時に、名前が入れ替わった 説(2)もともと中国では大豆を腐らせて豆腐を作っていた 説(3)「腐」という漢字の意味が、あとから変わった  このうちの二つは真っ赤な嘘です。どれか一つが日本豆腐協会の正しい見解ということです。一体どれが正しい説なのでしょうか。  この中で真っ赤な嘘なのは、「もともと中国では大豆を腐らせて豆腐を作っていた」という説です。  中国でも昔から豆腐の作り方は日本と変わらないということで、間違っているということです。 ■「ぶよぶよと柔らかいもの」から「痛む」へ  次の真っ赤な嘘は「豆腐と納豆が中国から伝わった時に名前が入れ替わった」です。  中国語の辞書を見ると一目瞭然ですが、日本豆腐協会によると、中国でも豆腐のことは「豆腐」と書いてあるということです。  正解は「『腐る』という漢字の意味が、あとから変わった」です。  元々、「腐」という漢字は、肉を保存している状態を表すものです。保存していると肉がだんだん柔らかくなってくるところから、「ぶよぶよと柔らかいもの」を表すようになりました。  豆腐は豆が柔らかくなった状態を表しています。今、この漢字は「傷む」という意味になりましたが、このような漢字の成り立ちがあります。 (スーパーJチャンネル「なるほどハテナ」2024年5月28日放送) [テレ朝news]
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