NATO首脳会議の開催国リトアニア 隣国ロシア・ベラルーシとの国境警備強化へ(2023年7月12日)

 NATO=北大西洋条約機構の首脳会議が開かれているリトアニアはロシアとベラルーシと国境を接しています。リトアニア政府は国境の警備を強化する方針を示しています。  ロシアの飛び地カリーニングラードと川を挟んで向かい合うリトアニアの街は、ロシアによるウクライナ侵攻前は多くのトラックやバスが行き交っていました。  しかし、現在は厳しい入国規制によって1時間に数人程度が歩いて渡るだけだということです。  一方、ベラルーシとの国境の街では、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」がベラルーシに宿営地を設置しているという報道について不安を感じる人もいました。  地元住民:「もちろん私たちは怖いです。戦争があれば私たちは終わりです。私たちにできることは何もありません。いつものように生活を続けるだけです」  リトアニア政府は国境警備をさらに強化する方針で、ナウセダ大統領は「ワグネル」がベラルーシで活動を始めた場合にはさらなる入国規制を設けるとしています。 [テレ朝news]
Back to Top