ガザ地区は「子供の墓場」国連事務総長が即時停戦訴える 軍事衝突開始から1カ月(2023年11月7日)

 イスラエルとハマスの軍事衝突が始まってから7日で1カ月になります。ガザ地区での民間人の死傷者数は増え続け、かつてないほど人道危機の懸念が高まっています。  国連などが6日に発表した被害集計によりますと、イスラエル軍の攻撃によりガザ地区の住民の7割が家を追われていて、電気不足などから半分近くの病院が医療サービスを提供できていないということです。  また、水や食料不足も深刻化しています。  この1カ月間で死者数は少なくとも1万22人となり、うち子どもが4割以上を占めています。  パレスチナ保健省は、10分に子どもが一人死亡していると訴えています。  国連のグテーレス事務総長はガザ地区が「子どもの墓場」になりつつあるとして即時の停戦を訴えました。  アメリカも人道支援のための一時停戦を求めていますが、イスラエルは拒否しています。 [テレ朝news]
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