hide “Doubt“ Live 1994

Doubt zilch ver. [hide with L7] ▶︎ DOUBT MIXED LEMONed JELLY MIX [Studio Live] ▶︎ DOUBT’97 MIXED LEMONed JELLY MIX Ver.4 [Studio Live] ▶︎ ROCK’N’ROLL () KISSで音楽に目覚め、元BOW WOWの山本恭司を師と仰ぐhide。彼のギター遍歴はあちこちのインタビューで読んだ人も多いと思うので、ここでは割愛させていただく。その代わりと言ってはなんだが、今回は彼の摩訶不思議なギター・スタイルのルーツに鋭く切り込みたいと思う。X、hideの部屋、そして昨年のソロ・ツアーと、変幻自在ともいえる彼のスタイルの根底に流れているものとは?Text...加藤祐介 一hideちゃんがボーカルをとったソロ・ツアーを何回も見せてもらったせいなのかもしれないんだけど、最近のhideちゃんには、ますますいわゆるギタリスト、ギタリストしたイメージがないんだけれども(笑)。 「俺は、ロックっていうのはまた別にして、ギターは音楽を作るための道具だとしか思ってないからね」 一じゃあ、もし生まれるのがあと10年ぐらい遅かったらシンセとかキーボードとかを弾いてたかもしれない? 「それは思わない。なんでギターかというとね、ロックを好きになったときに、ボーカルっていうのは濃すぎたのよ、ポール・スタンレー(KISS)にしてもフレディー・マーキュリー(クイーン)にしてもスティーブン・タイラー(エアロスミス)にしても絶対濃いのね(笑)。俺はもうそのバタ臭さが耐えられなくて(笑)」 一hideちゃんの大好きなエース・フレーリー(KISS)だって十分濃いと思うんだけど(笑)。 「ていうかね、汗の感じがしない人が好きなの。ギタリストって、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)だって顔は濃いけど汗臭いって感じしないじゃない?ジョー・ペリー(エアロスミス)だってクールじゃん?そういう人が好きなの。だからどの楽器を持ってるとかじゃなくて、ピンナップ・アーティストとしてボーカリストっていうのは濃すぎたの。中学校のとき下敷きに写真を入れる人は全員ギタリストだったもん。だからギターが弾きたいからっていうよりも、この人みたいになりたいって思ったからギターになっちゃったんじゃないかな?」 一マーク・ボラン(Tレックス)とかのグラム系は? 「マーク・ボランも濃いけど、グラム自体がついて行けなかったの。グラムっていうよりもグリッターぽいの」 一そんなこといったらKISSなんかまんまグリッターだぜ? 「あそこまで行っちゃえば平気(笑)。だって俺、JAPANまで化粧系ダメだったんだもん。クイーンもダメだったもん」 一デビッド・ボウイも? 「ダメ。JAPAN出て来ちゃってから俺も、ちょっと変わって来ちゃったんだけどね」
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