「フォー!」ナゾのランナー集団が奇声上げ商店街爆走 大音量の音楽も...商店街は困惑 責任者「許可取ってない」

商店街に突如現れた謎の集団。 防犯カメラは、その驚くべき光景をとらえていた。 大阪駅にもほど近い場所にある「ひがし中通り商店街」。 アップテンポな曲が大音量で流れる中、アーケード街を何十人ものランナーが爆走。 ランナーは口々に、「フォー!」などと声を上げながら駆け抜けていった。 ひがし中通り商店会理事の小牟礼隆之さんは当時の状況について、「店内で仕事をしていて、当時、かなり大きい音楽と奇声ですね。『わぁー!』っていう声が聞こえて、なんや!って思って表に出たら、凄い数の人数がこっちに向かって走ってきていた」と話してくれた。 商店街は、大阪駅にもほど近く、長さは200mほど。3連休前日の22日、多くの客が訪れていた夜8時ごろに、その謎の集団は突然現れた。 Tシャツに身を包み、4~5m程はある通り一杯に広がるようにジョギングし、両手を広げながら走る姿や、カメラ片手に撮影しながら走っていた。一体何人いるのか数えてみると80人に迫る数だった。 「フー」などと叫びながら走る集団を撮影した映像には、撮影者の「なんだこれ」という、戸惑いの声も記録されていた。 この爆走に出くわし、一般の通行人は端に追いやられた形で、中にはハイタッチを交わす人もいたが、多くの人々は何が起こったのかと呆然とした様子で、集団が過ぎ去るのをただ待つのみだった。 商店街は、イベントめいたこの集団ランニングについて、一切知らされてなかったという。 ひがし中通り商店会理事の小牟礼さんは、「許可取ってないのに何でこんなこと勝手にウチの商店街でしてんねんという怒りしか無かった。80人ぐらいの団体が音楽を大音量で流しながら商店街を走り抜ける、暴走族と変わらないですよね」と怒りをにじませた。 この爆走集団について調べてみると、“ミッドナイトランナーズ”というグループが当日、商店街を走っていた事が判明した。 “ミッドナイトランナーズ”は世界各地に拠点がある団体で、22日は3日後に迫っていた大阪マラソンを盛り上げるイベントを行ったのだという。 商店街への許可について確認をしようと、イット!取材班はおととい大阪市内でこの団体に接触を試みた。 多くの外国人を含むメンバーが午前9時過ぎに集まってくると、突然大音量の音楽が流れ出し、井ベントなのか、スタート前には車道に広がり、記念撮影をしている場面もみられた。そのため自転車で道を通る人の妨げとなる様子もあった。 一歩間違えば一市民を事故に巻き込みかねないような振る舞い
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